ライブ前

ライブの前の日はソワソワ眠れない。

というか、
いつも準備が直前にならないと出来ない。

( というのはただの思い込みで、
 これから変わるとも信じている。)

 
 
ずっとそんな自分の性分が嫌だったんだけど、
仕事の先輩から、

" もう諦めたら?
 ずっとそれでやれてきちゃったんでしょ? "

と言われて幾分軽くなった。

 

でも、
決して諦めてはいないことが、
前の文の括弧書きに表れてますね。

あいや。

 

こうして本題に入る前に寄り道する癖は、
練習するときや譜面起こしにも表れていて、

今もまさに譜面に書き込んだ走り書きを見て、
思わず残さずにいられなくなってしまった。

早く寝たいのに。

でも書きたいし練習もしたい。

 

 
もどして、もどして。

書きたかったこと、まず書こう。

 
 
 

 

 

『 時間 』という曲、

以前よりかなりキーを下げたので、
感覚を取り戻すべく譜面をゴソゴソ。


 

そしたら、
 
ナツナさんとのライブペインティングに向けて、
この夏に生まれた曲の譜面に、

" ヤスさんは、子供のこと考えると深く潜れる "

と、走り書きしてあった。

 

 

 

今日の夕方に、
自分の13年前のはじめての録音を聞く機会があった。

この頃より、
なんか色々考えて頭で歌ってるなぁ。

 
ごちゃごちゃしてるなぁ。

 

 

長いこと、ぼんやり思っていたことだったけど、

なんか、良くなくなっていってる気がする。

 

 

 

 
半分上の空で、
半分ぼんやりしたまま、

でもなんか今日は行かなくちゃって朝から思ってた、
久しぶりのバンド練習で、

 
メンバーが泣いた。 

 




 

なんか、キョトンとしてしまった。

 

 

 

ただただ、音の重なりがきれいで、

ただただ、ひとつで優しかったみんなの音。
 
ただただ、ぴったりのところに居た。

 

なんてことじゃくて、ただ、ただ。

 
 

 
 

 

今になって、私も涙が出てきて、

この感覚を言葉にしておきたいと思って
書き始めたんだけど。

 

言葉にしてズレたり、
分かったことにして終えてしまうのも違って、

言葉を探している。



 

 
 

 
そう。

どう思われているかに、囚われすぎている。

迷惑をかけていないか、いつも気にかけてる。

上手く ( って誰からみて? ) やろうとしてる、

その自分が、とても、ずっと、気持ち悪い。

 

 


 
それらを手放せてる瞬間は、
たびたびあったのかもしれない。

でも、認識したのは今日がはじめてかもしれない。

 


 

 

 

はじめて、
あやこさんのお父さんに歌った、
はじめて誰かに歌を歌ったとき、

反応に戸惑って反応できなかったけど、

家に帰ってきてから涙が出たこと。

 

 

 
ただ、存在しているだけのこと。

ただ、わたしがうたを味わっていること。

いい曲だよねぇ、
私も好きになったよってそれだけの気持ちで歌ってた。

 

 

 

余計なものは、手放していい。

 

 

 

明日からのライブでも。

相手のことまで、握らなくていい。

 

 

 

嬉しくて、つい繰り返そうとしてしまう。

褒められて、つい応えようとしてしまう。

安心したくて、つい入りこもうとしてしまう。

共感したくて、煽ろうとしてしまう。

 

 

 

それはもう過ぎたこと。

意識的に繰り返そうとすると不自然なんだ。

 

その瞬間だけにあったこと。

今は、今で、いいのよ。


 

 

 


 

 

わたしの、このスイッチはどこにあるかなぁ。

 

 

 
大事なことに近づいている気がする。

離れるようにして近づいていること。

 

 

 

インスタは、つい誰が見てるから、とか、

これもこれも、あの人のこともこの人のこともと、

考えてしまって書けなくなることが多い。

欲張りなんだろうね。

 

( なんとなくこのことを考えていたら、

 人のことよりも、自分のことでもっと精一杯の、
 ちっぽけ!幼な!の自分が見えて恥ずかしい。

 どこまでいったって、
 言葉で切りとれるのは一部分だから、
 全てを伝わるように、は日が暮れるんだね。

 ほんの一部分だ、

 と、
 自分がわかっていればいいし、

 きっと、
 その前提でSNSとも
 いい塩梅に付き合っていけたらいいな。

 電波?にのせると、
 理解してほしい、が増大する気がする。)
 

 

この場所、こうやって使うのもいいねぇ。

 


 

ライブに向かっていく時間、好きなんだなぁ。

自分にぴったりしていく感じ、整えていく時間。

自分の中のことだけ考えているのは、楽ちんなのかも。

 
 

 

 


 
あおぞらクラフトいちからはじまる、

わたしの音楽の秋。

 

 

いっぱい味わおうね。

歌詞を、音を、味わおう。

 

 

みんなの音、わたしの音、とってもきれいだった。

言葉にも、震えていたねぇ。

 

 

 

身体いっぱい、この、今を、感じていこう。

 

 

 

冷えた!

足湯して、今日はおやすみなさい。

 

 

 

 

到底、書ききれない出来事に、

想起した色んな場面と人に、

きっと忘れているアレコレに、どうもありがとう。